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ビールの「一番搾り」と「二番搾り」の違いってわかりますか? [美味しいもの情報]

ビールの話が続きます。昨日に続けて、またです。
大丈夫です。今日までにしておきます。
明日からはまた別の話にします(笑)


以前、おっつぁんのところに、キリンのビールが届きました。新製品・「新・一番搾り」のプレゼントに当選したのです。



「新・一番搾り」の特徴は、同社サイトにこう書かれています。

今回のリニューアルの最も大きなポイントは、原料を「麦芽100%」にしたこと。
一番搾りとは、その名のとおり、麦汁ろ過の工程で、一番はじめに流れ出る麦汁のみを使った、とっても贅沢なビールで、その澄んだ味わいが特徴なのですが、その「澄みきった味を更に極めよう!!」と決意して以降、度重なる試験醸造を実施、ありとあらゆる可能性を模索してきました。(http://blog.kirin.jp/blog/2009/03/post-9609.html


そういえば、昨日の神奈川・生麦のキリンビール工場に見学ツアーで、「一番搾り麦汁だけを使用したのが『一番搾り製法』」と、コンパニオンから聞きました



でも、「一番」がそんなにいいのなら、なんで「二番搾り」を使うのでしょうか。ビール製造には、一番はじめに流れ出る麦汁以外の麦汁を使ったり、原材料に麦芽以外のものを使ったりすることがあるのか、もつぱら飲むだけのおっつぁんには、わからないことだらけです。。



そのようなことが気になった私は、キリンに直接問い合わせてみました。すると、お客様相談センターではこう回答しておっつぁんの理解を助けてくれました。



「弊社『新 一番搾り』につきましては、一番搾り麦汁だけを使用したビールでございますが、『新 一番搾り』以外の弊社ビールにつきましては、『一番搾り麦汁』と『二番搾り麦汁』を使って製造いたします。



ビール醸造における麦汁ろ過工程時に、もろみから最初に流れ出てくる麦汁を『一番搾り麦汁』と呼んでおり、その後さらにお湯を注いでエキス分をすすぎ出したものを『二番搾り麦汁』と呼んでおります。



『ラガービール』をはじめとした『新 一番搾り』以外の商品は、上品なコク・ストレートなのどごし、さっぱりした後口で渋味の少ない『一番搾り麦汁』にくわえ、ビールにコクや刺激感、そしてそこからくる飲みごたえを生む要素となる『二番搾り麦汁』を使って造ります」



なるほど。喉ごし、飲み応えが違うわけですね。「さっぱりした後口」が「一番搾り」で、「刺激感」が「二番搾り」ということ。ビールに対する消費者の好みは様々だから、「一番搾り製法」と「二番」を併売することは市場的にも有意義です。



また、「麦芽100%」については、次のように教えてくれました。



「麦芽100%以外のビールにつきましては、副原料として米やコーン、スターチを使用いたします。これら副原料はコストの関係ではなく、ビールの風味を向上させ、日本人のし好に合った味覚にする役目をいたします」



ということは、「麦芽100%」というのは、従来の「日本人のし好」を超える、新しい味ということになります。消費者としてこのビールを飲むことは、贅沢なだけでなく、新しいビールの味への挑戦というわけですね。



ありがたく頂戴しましょう。ゴクッ


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