前田吟VS志村けん！どちらを支持しますか？

前田吟がライブドアニュースに出ています。内容は18日放送の「有吉ゼミ」（日本テレビ系）の話なんですけれどね。前田吟はベテラン俳優なのに、バラエティ番組に結構出演するのは「お金が一番好きだから」だという話です。それに対して志村けんは、俳優のバラエティ出演には批判的ですね。

前田吟のような脇役は<ギャラが安いから1億円稼ぐのは大変だが、1億円稼いだら俳優をやめると渥美清さんに言ったとか、1年300日を33万3333円ずつ稼げば1億円になるが、それにはバラエティ番組に出ることだとか。そんな話です。

江守徹とか中尾彬とか、そういうバラエティに出て稼いでいる人たちに刺激を受けたという話も出ています。

それで、前田吟には息子がいて、ダンス教室をやっているが、その帳簿にも干渉するそうです。後輩と飲みに行っても何もならないとか。



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ライブドアニュースでは、志村けんが、「役者がバラエティに出て、1時間から2時間で終わっちゃうからといってそっちばっかりにくるのもどうかと思う」（「志村けんの夜の虫」TBSラジオ）といった話をひいてます。

それで、前田吟は戦前の苦労した世代で、俳優デビューした頃は結婚もしていたので、稼ぐことがすごく大切だという話をしていて、ライブドアニュースは、それを戦前生まれ（の前田吟）と戦後生まれ（の志村けん）の違いだとまとめてるんですけどね。

ライブドアにユースのまとめ方はちょっと甘いですよ。

里見浩太朗は前田吟と同年代ですが、バラエティには出ない、とはっきり言ってますよね。

戦前とか戦後とか関係なく、個々の価値観の問題じゃないですか。

それで、志村けんはそういうけど、ドラマ自体が減って俳優の仕事の場が少ないんだから、俳優がバラエティ番組出るのは仕方ないと思います。

それに、志村けんだって、昔は「8時だヨ、全員集合！」をいっぱい稽古してやってましたが、今は「1時間から2時間で終わっちゃう」楽なバラエティやってるじゃないですか。



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他人のことは言えないですよね。

テレビ業界全体が、それだけ番組作りが安易になっちゃったわけだから、そういう番組に出るのは別にいいも悪いもないというか、出演者の責任ではないと思いますよ。実際のところ。

でも、どうなのかな。いくら脇役とはいえ、役者が「金、金」って真顔で言ってるのって、見ていてあまり気持ちのいいもんじゃないですよね。

テレビの視聴者は、そんな物欲の生活観を見たいわけじゃないし。

前田吟がカネ目当てに役者稼業するのは自由ですが、わざわざ口に出さなくてもいいでしょう。

というところですね。

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