1 名前:野良ハムスター ★[ageteoff] 投稿日:2015/06/14(日) 16:05:15.58 ID:???.net
明るいけど、まぶしくない――。自動車メーカーが、遠くまで照らせる「ハイビーム」のまま走っても、
対向車や前方の車の迷惑にならない技術を次々に開発している。日本では、対向車に遠慮して
「ロービーム」で運転する人が多いが、ハイビームは夜間の歩行者のいち早い発見に役立つ。
各社は新たな安全機能としてアピールしている。

マツダが、今年1月に大幅改良した「CX―5」などに採用した新技術は、車の前方に付けたカメラが
対向車のヘッドライトに反応し、対向車の接近を検知する。ハイビームを照射するヘッドライトは
左右合わせて八つに分かれており、対向車がいる方向のハイビーム部分だけが自動で消える。
アウディなどが同様の仕組みを実用化しているが、国内メーカーでは初めてだ。

トヨタ自動車が開発した「アダプティブハイビームシステム」は、カメラが対向車を検知すると、
ヘッドライト内の遮光板がその方向のハイビームを遮る。
対向車のドライバーは通常のロービームと同じように感じる。「クラウン」に採用している。

スバル車の富士重工業が4月に売り出した「レヴォーグ」の改良車は、対向車が来たり、
前方を走る車との距離が近づいたりすると、自動的にハイビームをロービームに切り替える。
同じ仕組みは日産自動車の「スカイライン」、ホンダの「レジェンド」、トヨタの「カローラ」などにも採用されている。
http://www.asahi.com/articles/ASH5P4JLMH5PULFA00P.html
NHKだけ受信しない装置「イラネッチケー」
ヘッドライトの一部を消して、対向車などのいる範囲だけをハイビーム照射しないようにする
マツダの「アダプティブ・LED・ヘッドライト」=同社提供


富士重工業のレヴォーグ(手前)は、対向車を検知すると自動的にヘッドライトを
ハイビームからロービームに切り替える=同社提供


富士重工業「レヴォーグ」は、フロントガラス中央に取り付けられたカメラで、
対向車などの接近を検知する=同社提供


ハイビームをまぶしく感じさせない技術のしくみ