AKB商法の「ネタ」に潜む真相

AKB商法です。AKB48がまた話題を提供してますね。といっても今度は秋元康氏ではなくて、いわゆるAKB48ヲタとかいわれてる人たちです。TBSの『日本有線大賞』で、大賞にはいつものように氷川きよしの『満天の瞳』が選ばれて、有線音楽優秀賞にAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』など数曲が選ばれたのですが、その中で、氷川きよしがAKBやSKE、NMBのメンバーに握手をする場面が話題になっているのです。

複数のネットやネットニュースによると、そこでいわゆるAKB48ヲタから、こんな書き込みがツイッターにあったというのです。

「握手券なしでAKBと握手するのはおかしい」
「無銭握手は犯罪です」
「有線大賞で氷川きよしがAKB、SKE、NMBと握手してたけど、あれオレらがやろうと思ったら仮に30人いてたとして、あの一回数秒の速さやったから全国握手会やと思うから通常盤で、1600円×30人分で48000円かかるねん、ほんまふざけんなよきよし。」



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とくに「無銭握手」というフレーズに対して賛否両論のツイートが相次いだといいます。

そして反対論者からは、こんな内容のツイートがあったというのです。

「握手は金を出してするという観念が刷り込まれているヲタはおかしい」
「大賞は氷川きよしなのだから、AKB48が氷川きよしに握手をしてもらうシチュエーションなので握手は氷川きよしに何の落ち度もない」

まあ、これは一部には、いわゆるAKB48ヲタならこんなことを言いそうだ、というなりすましとか、御用記者にツイートさせて話題作りをしたとか、要するにネタではないかという意見もあります。

まあ、そうであっても、CDを買わせて握手をさせるAKB商法に対する世間の厳しい目が、その「ネタ」に話題性をもたらしているということ、どちらにしても面白いなという話ですね。

「半分ネタなんだろうが、こういうのだんだん本気の流れになっていくよね 」
「普通ならネタと考えるけど、AKBヲタの考えは分からんからなあ 」

ネットを覗いたらこんな感じで書き込まれていました。

ということで、どうなんでしょう、熱心なファンが同じ商品を複数買うことで特典を得られるようになっているAKB商法。

賛成ですか、反対ですか。

CDを買わせる。つまり、どれだけ貢いだかで握手できるかどうかを決める「成果主義」。タレント事務所側からすればある種の合理性ありますよね。

ファンにしても、CDを買わない人がサインや握手していたら、たくさんお金を使った人が「間尺に合わない」と思っても不思議はありません。

でも、一方では、既存の顧客（買った人）、見込み客（買ってない人）という線引きなしに、ファンサービスの広報活動だという考え方もあるんでしょうね。ただ問題は……、



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いくらでも金を出すファンからばかり狭く深く搾り取る商法は、市場を国民全体に広げられないことと、買いすぎたものの行き先は中古市場の暴落しかありませんから、ブランディングとすれば長期的に見ると自分の首を占めることになるんでしょう。

げんに、AKB48は賞とCDの売上げはもう松田聖子を超えていますが、知名度は全然違いますよね。

スターは、一部のマニアで数字さえ作ればいいのではなく、全国民的な認知を得られる人であってほしいなと、おっつぁんは思います。

あと、個々のファンが、過剰な消費のために生活がすさんだとか何とかいう問題もいわれますが、それは自業自得だと思いますね。

今日はこんなところです。

タグ：AKB商法

コメント 2

ご訪問、有難うございました。
AKBの存在自体、よく理解出来ていない、あのグループに熱中する人たちの気持ちも理解できない・・・・
なんなのでしょう、あのグループは。ですから、意見も述べられないというわけです。ゴメンナサイ。
by okko (2013-12-15 16:04) 

okkoさん、コメントありがとうございます。
私も理解できません。
きっと若さのエネルギーをぶつける先を
見つけられないということだと思います。
by おっつぁん (2013-12-16 17:19)